地域の昔話冊子

B5サイズの紙芝居冊子の制作・印刷をさせていただきました。
南丹市美山町の鶴ケ岡で活動中の、読み聞かせボランティア赤ずきんさんが
数年前に制作をされた紙芝居を、絵本にリメイクさせていただきました。

紙芝居から絵本。絵本から紙芝居。

たま〜にあるご相談ですが、
紙芝居と絵本は作り方にも違いがあります。
絵の流れの方向や、テキストの扱いに大きな違いがあります。
絵本から紙芝居の場合、画像処理により文字を消した上で、
画面に不自然さが残らないようにトリミングし直す必要があります。
紙芝居は画面いっぱいに絵があるので絵本にする場合は
逆にテキストを載せる場所の確保が難しいのです。

また、紙芝居は「芝居」と名のつくように、見る方と演者が必ず存在し、
登場人物のセリフを中心に物語が進行します。
絵本は読む事、聞く事、いずれも存在しますので、表現方法は作者の意図により
さまざまです。

コロナ禍により、読み聞かせの機会が少なくなったため、
地域のお話を絵本にして、地域に全個配布されたそうです。

そこで、物語の背景の村の歴史や、特産品なども紹介を裏表紙に配置。
地域外から来てもらった観光の方にも、地域の親子世代にも
地域の魅力などを知ってもらう機会になればと思っています。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です